2016年3月14日月曜日

LaTeXからPDF変換時の用紙サイズ

前回のフォントの記事に加えて、LaTeXから最終的な.pdfのファイルにした場合に、用紙サイズがおかしい時の対処方法もメモしておきます。


【現在の用紙設定を確認する方法】
TeXLiveマネージャのコマンドで確認できます。
ターミナルを開き

$ tlmgr paper

と入力するだけです。この結果で
 Current dvipdfmx paper size (from /usr/local/texlive/2015/texmf-config/dvipdfmx/dvipdfmx.cfg): a4 (←これ)
のように出れば、現在の用紙設定はA4です。
※コンフィグファイルのパス(特に 部 )は利用環境によって異なります。


【変更する方法】
例えばA4にするには、ターミナルを開き

$ sudo tlmgr paper a4

と入力するだけです。

国際論文誌や国際学会の場合は「letter」に設定しましょう。


***上記の方法がうまくいかない場合***
エディタで先ほど表示されたコンフィグのパスを指定して開きます。
開いたら下記に該当する箇所を探します。

%% PDF Document Settings
%%
%% Papersize Option:
%%
%%   p papersize-spec
%%
%% papersize-spec is 'paper-format' or length-pair, e.g., 'a4', 'letter',
%% '20cm,30cm'. Recognized unit is 'cm', 'mm', 'bp', 'pt', 'in'.

p a4  (←ここをa4やletterに設定する

こうやって力わざで用紙サイズを変更する方法もあります。

0 件のコメント :

コメントを投稿